カルティエのボルドーレザー製マストライン巾着クラッチバッグの正面写真

カルティエとは?歴史・デザイン・代表作を解説

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この記事でわかること

  • 1847年にパリで創業し、ジュエリーと時計を中心に発展したブランドです。
  • パリの13 rue de la Paix、ロンドン、ニューヨークの3拠点が国際展開の基礎となりました。
  • 線の純粋さ、形の正確さ、比率、細部を重視するデザイン文化を掲げています。
  • サントス、タンク、パンテール、トリニティなど、形やモチーフで識別できる代表作があります。
カルティエのボルドーレザー製マストライン巾着クラッチバッグの正面写真

BRAND ENCYCLOPEDIA

カルティエは、1847年にパリで創業したジュエリーと時計のブランドです。宝石を扱う職人技と、線・形・比率を重視するデザインの考え方を、時計、レザーグッズ、筆記具、アイウェア、香水へ広げてきました。

本記事では、13 rue de la Paixをはじめとする3都市の拠点、サントスとタンク、パンテール、トリニティ、現在の製品分野までを、カルティエおよび親会社リシュモンの公式情報で確認できる範囲に絞って整理します。

公式情報で確認した基本情報

公式名称
Cartier
創業年
1847年
創業者
公式情報で確認できず
発祥国・地域
フランス・パリ
主な公式カテゴリ
ハイジュエリー、ジュエリー、時計、バッグ、レザーグッズ、アクセサリー、筆記具、アイウェア、ホーム、フレグランス
公式情報の確認日
2026-09-05

ブランド名の由来と読み方

公式名称は「Cartier」、日本語では「カルティエ」と読みます。名称は創業家の姓に由来します。

公式情報では、パリ、ロンドン、ニューヨークの3都市に築いた店舗を「3つの創設ブティック」として紹介しています。単一の都市にとどまらず、それぞれの文化を取り込みながらメゾンの表現を広げた歴史があります。

公式情報でたどる歴史年表

  1. 1847年

    パリで創業

    カルティエは1847年にフランス・パリで創業しました。

  2. 1853年

    時計が記録に登場

    懐中時計やペンダント、ブローチなどの形をした時計がメゾンの記録に現れました。

  3. 1899年

    13 rue de la Paixへ

    パリの13 rue de la Paixが、メゾンの起源と創作を象徴する拠点となりました。

  4. 1902年

    ロンドンへ進出

    ボンド・ストリートの拠点を通じ、パリとは異なる文化と結びついた展開が始まりました。

  5. 1904年

    サントス ウォッチを構想

    飛行中に操縦桿から手を離さず時刻を確認したいというアルベルト・サントス=デュモンの要望に、ルイ・カルティエが時計で応えました。

  6. 1909年

    ニューヨークでの展開を開始

    ピエール・カルティエがニューヨークへ渡り、後のフィフス・アベニュー拠点につながる展開を始めました。

  7. 1914年

    パンテールの斑点が初登場

    豹の毛並みを抽象化した斑点の意匠が女性用時計のケースに現れました。

  8. 1917年

    タンク ウォッチを制作

    ルイ・カルティエが平行する2本のブランカードと幾何学的な比率を持つタンクの形を生み出しました。

  9. 1924年

    トリニティ リングを考案

    ルイ・カルティエが、3本のリングが絡み合うトリニティをデザインしました。

  10. 1969年

    LOVE ブレスレットが誕生

    ニューヨークで生まれたビスモチーフのブレスレットが、ジュエリーデザインの代表作となりました。

年表は参考資料欄に掲載した公式情報で確認できた出来事だけを掲載しています。

カルティエのデザインと職人技

形から始めるデザイン

カルティエの時計づくりは、機能だけでなく形を出発点とします。公式のスタイル解説は、線の純粋さ、形の正確さ、比率、細部を4つの原則として示しています。円形が主流だった時代のサントスの角形ケースや、タンクの平行線はその具体例です。

ジュエリーと時計を横断する技術

時計の製作には、ジュエリーで培った石留め、造形、研磨などの考え方が持ち込まれています。一方で時計の構造や小型化も、ジュエリーの装着感や動きへ影響します。2つの分野を別々にせず、技術を往来させる点が特徴です。

レザーグッズにも宝飾の精度

公式のサヴォアフェール解説では、裁断、素材準備、組み立てに加え、クラスプやチェーンへジュエリー工房の技法を応用すると説明しています。製品分野が変わっても、線と金具の精度を共通言語としていることが分かります。

現在の主な製品カテゴリ

公式サイトでは、ハイジュエリー、ジュエリー、時計、バッグ、レザーグッズ、アクセサリー、筆記具、アイウェア、ホーム、フレグランスが案内されています。

中心となるのはジュエリーと時計ですが、レザーグッズや筆記具まで、身につけるものと日常で使うものへデザインの範囲を広げています。カテゴリーが異なっても、パンテール、トリニティ、サントスなどの名称や意匠が複数分野へ展開される場合があります。

代表作に関わった主な人物

ルイ・カルティエ

20世紀初頭の時計とジュエリーの形を進めた人物です。アルベルト・サントス=デュモンの要望からサントスを構想し、1917年にはタンク、1924年にはトリニティをデザインしました。

アルベルト・サントス=デュモン

ブラジル出身の飛行家。飛行中に懐中時計を取り出さず時間を確認したいという課題が、サントス ウォッチの出発点となりました。

ピエール・カルティエ

1909年にニューヨークでの展開を始め、後のフィフス・アベニュー拠点につながる国際化を担いました。

自社撮影写真で見るデザイン

カルティエのボルドーレザー製マストラインクラッチバッグの正面写真
深いボルドー色のレザーに控えめな金色ロゴを配したマストラインのクラッチバッグ。直線的な輪郭と素材の光沢を確認できます。
カルティエのボルドーレザー製マストラインコインケースの写真
ボルドー色のレザーと金色のコーナー金具を組み合わせたコインケース。小物における輪郭と金具の扱いを確認できます。

掲載写真は当サイト運営者が撮影したものです。

知っておきたい用語・ライン・コレクション

13 rue de la Paix
1899年から続くパリの象徴的な住所。メゾンの起源と創作の拠点として公式に紹介されています。
サントス ドゥ カルティエ
1904年、飛行中に時刻を確認したいという要望から構想された角形時計です。
タンク
1917年にルイ・カルティエが作った、2本の平行するブランカードと幾何学的な比率を特徴とする時計です。
パンテール
豹を示すモチーフ。1914年に斑点の抽象表現が時計へ登場し、その後さまざまな製品で再解釈されました。
トリニティ
1924年にルイ・カルティエが考案した、3本のリングが絡み合うジュエリーです。
LOVE
1969年にニューヨークで生まれた、ビスの意匠を持つジュエリーコレクションです。

よくある質問

カルティエはいつ、どこで創業しましたか?

1847年にフランス・パリで創業しました。

カルティエはジュエリーと時計のどちらが中心ですか?

どちらもブランドを構成する中心分野です。現在はレザーグッズ、筆記具、アイウェア、香水なども展開しています。

サントス ウォッチはなぜ作られましたか?

飛行家アルベルト・サントス=デュモンが、操縦中に手を離さず時刻を確認したいと望んだことが出発点です。

タンク ウォッチの特徴は何ですか?

2本の平行するブランカード、ローマ数字、幾何学的なケースとブレスレットのつながりが代表的な特徴です。

カルティエのパンテールとは何ですか?

豹を表すブランドの代表的なモチーフで、1914年に斑点の抽象表現が時計ケースへ登場しました。

参考資料

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