ロレックスの黒文字盤と金色ケースを備えたヴィンテージ手巻腕時計の正面写真

ロレックスとは?歴史・技術・代表モデルを解説

投稿日最終更新日

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この記事でわかること

  • 1905年、ハンス・ウイルスドルフがロンドンで時計販売会社を設立したことから始まりました。
  • 1908年に「Rolex」の名称が生まれ、1919年に拠点を時計産業の中心地ジュネーブへ移しました。
  • 1926年の防水オイスターケースと1931年のパーペチュアルローターが、現代の主力製品の基礎です。
  • 現在のコレクションは、デイトジャストなどのクラシックと、サブマリーナーなどのプロフェッショナルに大別されます。
ロレックスの黒文字盤と金色ケースを備えたヴィンテージ手巻腕時計の正面写真

BRAND ENCYCLOPEDIA

ロレックスは、ハンス・ウイルスドルフが1905年にロンドンで始めた時計販売会社を起点とするブランドです。腕時計がまだ十分な精度と信頼性を備えていなかった時代に、小型で正確なムーブメント、防水ケース、自動巻機構という課題へ取り組みました。

本記事では、ロレックスという名称の誕生、オイスター、パーペチュアル、デイトジャスト、用途別のプロフェッショナルモデルまでを、ロレックス公式情報で確認できる範囲に絞って整理します。

公式情報で確認した基本情報

公式名称
ROLEX
創業年
1905年
創業者
ハンス・ウイルスドルフ
発祥国・地域
イギリス・ロンドン(創業)、スイス・ジュネーブ(1919年移転)
主な公式カテゴリ
腕時計・クラシックモデル、腕時計・プロフェッショナルモデル
公式情報の確認日
2026-09-05

ブランド名の由来と読み方

公式名称は「ROLEX」、日本語では「ロレックス」と読みます。ハンス・ウイルスドルフは文字の組み合わせを多数試したのち、1908年にこの名称へたどり着いたと公式沿革で説明しています。

人名をそのまま使った名称ではありません。短く、複数の言語で発音しやすく、腕時計の文字盤へ整然と収まることを意識した名称でした。

公式情報でたどる歴史年表

  1. 1905年

    ロンドンで時計販売会社を設立

    24歳のハンス・ウイルスドルフが、時計の流通を専門とする会社を設立しました。

  2. 1908年

    「Rolex」の名称が誕生

    短く発音しやすく、文字盤にも収まりやすい名称としてRolexが選ばれました。

  3. 1910年

    腕時計のクロノメーター証明

    ビエンヌの公式時計検査機関から、腕時計として初のスイス公式クロノメーター証明を受けました。

  4. 1914年

    キュー天文台のA級証明

    英国キュー天文台が、当時は主に航海用時計へ与えていたA級証明をロレックスの腕時計へ授与しました。

  5. 1919〜1920年

    ジュネーブへ移転

    1919年に時計産業で知られるジュネーブへ拠点を移し、1920年にMontres Rolex S.A.を登録しました。

  6. 1926年

    防水腕時計オイスター

    密閉構造のケースでムーブメントを水分とほこりから守るオイスターを発表しました。

  7. 1927年

    英仏海峡横断で防水性を示す

    メルセデス・グライツがオイスターを着用して英仏海峡を泳ぎ、時計は横断後も動作しました。

  8. 1931年

    パーペチュアルローターを特許化

    ローターが腕の動きで回転する自動巻機構を開発し、特許を取得しました。

  9. 1945年

    デイトジャストが誕生

    文字盤の窓で日付を示す自動巻クロノメーター腕時計デイトジャストを発表しました。

  10. 1953年

    サブマリーナーを発表

    100メートル防水と回転ベゼルを備えるダイバーズウォッチとして登場しました。

  11. 1955年

    GMTマスターを発表

    複数の時間帯を行き来する航空関係者のためのナビゲーション用腕時計として開発されました。

  12. 1956年

    デイデイトが登場

    日付に加えて曜日を文字盤へ表示するモデルとしてデイデイトが発表されました。

年表は参考資料欄に掲載した公式情報で確認できた出来事だけを掲載しています。

ロレックスの技術的な特徴

腕時計の精度

創業期のロレックスは、腕に着ける時計を正確で信頼できる道具にすることを課題としました。1910年と1914年の精度証明は、その取り組みを示す初期の節目です。

オイスターケースの防水構造

1926年のオイスターは、ケースを密閉してムーブメントを水分とほこりから守る考え方を形にしました。1927年の英仏海峡横断は、仕様を実際の環境で示す出来事となりました。

パーペチュアルローターによる自動巻

1931年のパーペチュアルローターは、腕の動きによって主ぜんまいを巻き上げます。防水ケースと自動巻を組み合わせた「オイスター パーペチュアル」は、現在のコレクションにも続く技術名称です。

用途から設計するプロフェッショナルモデル

潜水向けのサブマリーナー、複数時間帯を扱うGMTマスターなど、特定の活動で必要な表示や構造から設計された腕時計をプロフェッショナルモデルとして展開しています。

クラシックとプロフェッショナル

ロレックス公式は現在の腕時計を、クラシックモデルとプロフェッショナルモデルに分けて案内しています。

クラシックにはデイトジャスト、デイデイト、オイスター パーペチュアルなどがあり、時刻や日付を日常で扱う基本構成を磨いています。プロフェッショナルにはコスモグラフ デイトナ、サブマリーナー、GMTマスターII、エクスプローラーなどがあり、レース、潜水、航空、探検といった用途に対応する機能を備えます。

歴史を形づくった主な人物

ハンス・ウイルスドルフ

創業者。腕時計が精度と信頼性を備え、日常の道具になる可能性を早い段階で見いだしました。小型ムーブメントの精度、防水性、自動巻という課題を段階的に進めました。

メルセデス・グライツ

1927年にオイスターを着用して英仏海峡を横断したスイマーです。防水性能を実際の長時間使用で示す役割を果たしました。

自社撮影写真で見るデザイン

ロレックスのヴィンテージ手巻腕時計を側面から撮影したケースと風防の写真
側面から見た金色ケースと盛り上がった風防。文字盤写真だけでは分かりにくいケース厚とラグの構造を確認できます。
ロレックスのヴィンテージ手巻腕時計のリューズ側ケース写真
リューズ側から見たケースとブレスレットの接続部。手巻操作部とケース側面の形状を確認できます。

掲載写真は当サイト運営者が撮影したものです。

知っておきたい用語・ライン・コレクション

オイスター
1926年に発表された密閉構造の防水・防塵腕時計と、そのケース構造を示す名称です。
パーペチュアル
1931年に特許化された、半月形ローターが腕の動きで回転する自動巻機構を示します。
オイスター パーペチュアル
防水オイスターケースと自動巻パーペチュアル機構を組み合わせた、コレクションの基本名称です。
デイトジャスト
1945年に誕生した、文字盤の窓で日付を示す自動巻クロノメーター腕時計です。
クラシックモデル
デイトジャスト、デイデイト、オイスター パーペチュアルなどを含む、公式コレクションの区分です。
プロフェッショナルモデル
潜水、航空、レース、探検など、特定の活動へ対応するモデルをまとめる公式コレクションの区分です。

よくある質問

ロレックスはいつ、どこで創業しましたか?

1905年、ハンス・ウイルスドルフがロンドンで時計販売会社を設立しました。

ロレックスという名称はいつ生まれましたか?

1908年です。短く発音しやすく、文字盤にも収まりやすい名称として選ばれました。

オイスターとパーペチュアルの違いは何ですか?

オイスターは防水・防塵を意図した密閉ケース、パーペチュアルはローターを使う自動巻機構を示します。

ロレックスのクラシックモデルとは何ですか?

デイトジャスト、デイデイト、オイスター パーペチュアルなど、公式がクラシックに分類する腕時計です。

プロフェッショナルモデルには何がありますか?

サブマリーナー、GMTマスターII、コスモグラフ デイトナ、エクスプローラーなどがあります。

参考資料

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